CONCEPT
伝え続ける 国産ビールの物語
『札幌開拓使麦酒醸造所』とは、
現在も1876年(明治9年)創業当時の製法にならった
ビール造りを続けている醸造所。
BREWERY1876は、この醸造所に併設されており、
直送のできたて生ビールをお楽しみいただけます。
また、醸造所正面には、見学無料の資料館があり、
国産ビール造りの歴史を学び、
実際の醸造で使用されている仕込窯、濾過槽を
見ることができます。
是非、サッポロビールの原点を御体験ください。
サッポロビール誕生の地
創業当時の味わいを再現し、
その先へ

麦芽を整える「粉砕」
選び抜いた麦芽をローラー式のミルで優しく粉砕。
麦芽の皮には渋みやえぐみのもとになる成分が含まれているため、粗めに挽いて、それらの溶け出しを防ぎます。
この微調整には、1 世紀以上にわたり培ってきた熟練の技術と細やかな配慮が欠かせません。

麦汁をつくる「仕込」
創業以来の伝統技術で、麦芽のでんぷんを糖に変える糖化の工程。
糖化後、麦芽を均一に整えながら丁寧にろ過し、透明度の高い麦汁を取り出しま す。
この段階でホップを加え、煮沸することで香りと苦みが引き立てられ、ビールの土台が完成します。

深みを育む「発酵・貯蔵」
発酵が終わった麦汁は低温で管理できる貯酒タンクへ移されます。
それぞれのビールの個性に合わせ、3週間から1か月以上、ゆっくりと熟成。
この時間をかけた貯蔵が、奥深い味わいを作り出します。