CONCEPT
札幌開拓使麦酒醸造所
当時の製法にならったビール造りを続けている麦酒醸造所で、BREWERY1876は、この醸造所に併設されております。
「札幌開拓使麦酒醸造所」の作り立てのビールを味わうことができ、晴れた日には煙突広場に設けた席でビールをお楽しみいただけます。
サッポロビール創業の地
創業当時の味わいを目指して
麦芽を整える「粉砕」
選び抜いた麦芽をローラー式のミルで優しく粉砕。
麦芽の皮には渋みやえぐみのもとになる成分が含まれているため、粗めに挽いてそれらの溶け出しを防ぎます。
この微調整には、熟練の技術と細やかな配慮が欠かせません。
麦汁をつくる「仕込」
長年培われた技術で、麦芽のでんぷんを糖に変える糖化の工程。
糖化後、麦芽を均一に整えながら丁寧にろ過し、透明度の高い麦汁を取り出します。
この段階でホップを加え、煮沸することで香りと苦みが引き立てられ、ビールの土台が完成します。
深みを育む「発酵・貯蔵」
発酵が終わった麦汁は低温で管理できる貯酒タンクへ移されます。
それぞれのビールの個性に合わせ、3週間から1か月以上、ゆっくりと熟成。
この時間をかけた貯蔵が、奥深い味わいを作り出します。
完成への仕上げ「びん詰め」
熟成を経て完成したビールを、一瓶ずつ丁寧に詰めていきます。
打栓機を使い、ひとつひとつ大切に王冠で蓋をします。
小さな動作にも職人の思いが込められています。